2006年08月31日

Safari RSS

Safari RSS 小ネタ二題

その1
スペースバー連打でスクロールダウンして流し読みしたいのだが、feedsを開いたときに検索フィールドにフォーカスが行くようになっているので、一度ウィンドウ内のどこかをクリックする必要があった。これがウザい。
で、/System/Library/PrivateFrameworks/SyndicationUI.framework/Versions/A/Resources/Articles.js 内でフォーカスしているところをコメントアウトしてみたけどダメ。調べてみたら以下のような情報が。スクロールを制御するfunctionがあるならそこをハックするのが「正解」ですね。
macosxhints.com - 10.4: Allow space bar scroll from Safari RSS search field

その2
いつのまにやらいくつかのfeedsが重複して表示されるようになってしまった。こんな感じで。
feeds.jpg
そんなにしつこく何回もツボは押さえなくていいです。
で、しょっちゅう未読が膨れ上がる。見てみると全部重複。ひどいときは一ページ丸ごと全部同じ記事。本当の新着記事はその中に埋もれる。どっか設定が壊れたかと思って調べたり、これを参考にsqliteを叩いてみたり。でも一向に直らない。腹立たしい。そのうちにrssadが埋め込まれたfeedsでこの現象が起きていることに気づいた。ある記事に広告を出したり引っ込めたり内容を変えたりするたびにsafariが「新しい記事発見!」と勘違いするのだろう。というわけで、 rssadを掃除する中継CGIを書いた。/Library/WebServer/CGI-Executables/ に置いて、
feed://127.0.0.1/cgi-bin/cleaner.cgi?http://rss.rssad.jp/rss/itm/2.0/pcupdate.xml
てな具合で。
まあplaggerにすりゃいいんだろうけど。Safari RSSの気軽さが捨てがたくて。

2006年08月27日

妻有アートトリエンナーレ 2006


3回目の妻有、10人強で行ってきました。参加アーティスト二人を一行に含んでいるので、大変詳しく面白い解説つき。
毎回、すこしずつ良くなっている気がします。しっかりした作品がパーマネントで「溜まって」いっているのもジワジワと効いてきている。
感想を短くまとめるのは不可能だけど、なにしろ色んな意味で必見のイベント。

帰ってきて、一行のうち4人ほどのデジカメ写真を集めて時系列に一気に並べてみたものが以下。
tsumari2006 multi views
みんなほとんど「作品」しか撮っていないので、並べてみても視点の違いがそんなに出なかったのが残念。もっと積極的に目についたものをいろいろ撮るようにそそのかしておけば良かった。

2006年08月19日

Untitled

060819_1441~01.jpg

【GPS情報】
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=+37.12.12.02&lon=+138.49.24.92&fm=0

[地図]

ぺロー

060819_1359~01.jpg

【GPS情報】
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=+37.12.11.19&lon=+138.47.13.02&fm=0

[地図]

自分撮り

008.jpg
ライブカメラに写った自分をケータイでゲットして位置情報をつけてmoblog

追記(2006-08-22):

[地図]

先週末、妻有に行く際に高速を途中で降りることを計画。前橋を抜けた辺りで降りて新潟へ行くべく、そのあたりの道路情報を調べていて「群馬の川と道情報 高崎河川国道事務所 国土交通省」に辿り着いた。ここのライブカメラを見て、あしたここを通るんだよなあと思った瞬間、「いま」の「ここでないどこか」遠隔地を見るためのカメラで「いま」の「ここ」を見てみるということを思いついた。そこで、猿ヶ京スノーステーションの場所を調べ、以前作ったこれで映像を見るべく携帯電話にURLを転送して準備完了。
というわけで上記映像をゲットし、さらに話をややこしくするべく、位置情報を付けてmoblogしてみた。遠隔地用ライブカメラで「今ここ」を見て、それを記録に残す。わけがわからないが、なんか面白い。
sarugakyo.jpg
メモ
・カメラ本来の目的を逸脱している
・カメラを持って行くのではなく、カメラのところまでわざわざ行く
・ネット経由で一旦場所性が棚上げされる
・その場でブラウズすることで重ねて場所性が与えられる

ところで、関越を月夜野インターで降りて十日町まで一般道路で行っても、六日町インターまで行ってから降りるのと所要時間は30分程度しか違わない。一般道路で行けば、途中で通り過ぎるいろんな場所の風景や土地土地の特徴的な風物なんかも見られるし、道ばたで車を止めて一休みしてもいい。防音壁やトンネルの壁しか見えず、馬車馬のように前方の一点だけを見つめて時速100kmで移動する緊張に耐え、休憩も決められた場所しか許されず、しかも安からぬ金まで取られる高速道路にできるだけ長い距離乗っていようとするのはナンセンスなことであるなあと思う。信号が多くさして面白からぬ風景の都市部を避けるとか、時間を金で買わざるを得ない仕事時なんかは止むを得ないと思うけど、遊びの移動では高速は降りた方が楽しいと思うんだけどなあ。

…結果、待ち合わせ場所に一番遅く到着したわけですけど。

2006年08月16日

青空サーチエンジン

Landscape(風景)サーチエンジンと銘打っている割には風景を探すのが難しいULSE。もちろんキーワード検索はできるんだけど、やっぱり「景色」で検索したい。言葉ではなく。

というわけでちょっと実験。人間がタグ付けしてフォークソノミー、というのが今風なのかもしれないけど、ここは機械任せの力業を見てみたい。そこでULSEに投稿された過去の画像のうち手元にバックアップがあった3000枚あまりについて、総当たりで相互に画素の平均絶対誤差を取り、誤差が小さいものから順にリストアップするものを作ってみた。
http://ld.minken.net/cmp/
(追記:「候補画像の変更」がWindowsのIEでのみ動かないようです。Firefoxなど推奨)

要するにやっていることは「両画像の同じ位置の画素のRGB各色について数値の差を求め、それを全画素数分足し集めて画素数で割る」という単純なことなのに、場合によってはなんとなく同じような画面構成の絵が集まってくることがあるのが面白い。同じ位置の画素同士の比較をしているとはいえ、結局全画素について平均を取ってしまっているわけで、そんなザックリとした大づかみな値で構図が似てくるのがなんとも不思議。

ただし彩度が低いもの、全体に淡い中間色のものには弱い。これはRGBに分解して比較している以上どうしようもないかも。(中間色はどの色にもまんべんなく比較的近いとされてしまう)
あと、色が似てないと似ていると判断されないのは仕方がないが、グレースケール化した上で比較するとどうなるか、は実験してみたい。

ちなみに、比較にはかなりの計算時間がかかるので、オンデマンドで全画像の相互比較はとてもできない。あらかじめ計算したものをキャッシュしておいて、必要なものを読み込んでいる。

以下、割とうまく行った例:

夕焼け
泡立つ黄色い液体
食べ物を認識しているわけはないけど不思議
同じ構図で撮ってるから当たり前とはいえちょっと感動
旅のスタートの風景をみんな同じ構図で撮り過ぎ
麺類を認識しているわけはない
はり紙や看板この手のものを撮る時の構図がみんな似てるってことなんだろうなあ。でもここまで来ると対象物を認識していると思いたくなってくる。
暗闇で光るもの特集
見事一致だけどこれは位置情報でもマッチできるな。
空に突き出す
動物。精度は低いけど、3000枚の中から数十枚選んでこの確率。動物を撮るときにありがちな構図が平均誤差の数値に表れてるのかな。

笑った。サボテン似かよ。

まあ、うまくいかないことのほうが多いくらいだけど、確実にマッチするのは
青空
ということで、風景サーチエンジンとまではいえないにしても、青空サーチエンジンとなら名乗っても構わないかも。

Tiltomoretrievrはどうやって比較してるのかな。あ、retrievrの中身はimgSeekなのかな。

2006年08月14日

停電

東京が大停電!とニュースなどでは大騒ぎしていたが、サバーバンな自宅では一切影響なし。
仕事場(港区)に置いてあるマシンのsystem.logにも再起動した気配なし。
webサーバのログを今日の分だけ切り出して見てみたら、ちょっとは影響があったような感じがしないでもないこともないかもしれない。

ld.hourly_usage_200608.gif
ld.minken.netの今日のログ。9時台が谷間になっている。

minken.hourly_usage_200608.gif
minken.netの今日のログ。こちらは10時台が谷。