2005年04月18日

WMAの変換

メモ。
ICレコーダのファイルなどでWMAを聞く必要があることがある。WMAは汎用性が低くて扱いづらいので変換したい。でもQuickTimeプレーヤーでは読めない。
そこでmplayerを使う。ファイルをin.wmaとすると、
$ mplayer in.wma -vo null -ao pcm -aofile out.wav
でout.wavに無圧縮の巨大なwavファイルが出来上がる。あとはこれをQuickTimeなどで好きなように変換。再エンコードがかかるので音質は劣化するが、会話の記録程度なら全然問題ない。

2005年04月09日

タモリ倶楽部(後編)

の続き。後編も無事放映終了。
というわけで番組中で使っていた位置追跡画面はこちら。慌てて作ったので、下の方に謎のデバッグ用の数字やら何やら出てますが気にしないでください。
tamori.jpg
http://minken.net/~jiro/setagaya/tamori.swf

ドラッグして動かして、虫眼鏡でセンター中心で拡大縮小。中央やや左に小さく点滅してるのが、ロケ終了地点。操作性がイマイチとか、いろいろあるでしょうがご勘弁を。短い準備でトラブルなく一日の撮影を乗りきることが最優先、動くものが出来たらそれ以上余計な手を加えないことにしたのです。僕以外の人間が操作することも想定してません。

最初は全地点を表示するようにしていたのだが、メインで使用したGPSレシーバ(GPSMAP60CS-J)に比べると携帯GPSは位置取得間隔がやや長めで精度そのものも劣る。その結果、精度の低いタモリさんの顔(?)が刻々と出来上がっていく様子がロケバス側にリアルタイムに見えることになる。演出上、これはあまりよろしくないということになり、最新から数えて三つまでしか地点を出さないように変更した。

その、変更前の全表示バージョンはこちら。
tamori2.jpg
http://minken.net/~jiro/setagaya/tamori2.swf

いやー、面白おかしい経験でした。

2005年04月02日

タモリ倶楽部

個人的にはかなり頻繁に見てはいるけれども、世間一般的には視聴率数パーセントのはずなのでそんなに見る人もいないだろう。放映の時間帯からして、情報が知人の間にひろまって見ていなかった人までテレビのスイッチを入れる、なんてこともなかろう。とタカをくくっていたら、そうでもないことがわかってきた。

というわけで取り急ぎ。
石川初さんが出演することになり、GPSの位置をロケバスからリアルタイムで把握できないかという話に
・石川さんが地図Nightのメーリングリストにそれを投げる
・私が即食いつき、システムをでっちあげる
・裏方の技術サポートだと思っていたらなんと写される側に
・参考:石川さんによる、この件に関するエントリー(1, 2

いまは携帯メールで局所的には時間を問わず情報が回るのですね。うーん。

続きはこちら

GPS携帯電話の位置を追跡

GPS携帯電話の位置情報を遠隔から把握したいという相談があった。
電話を持っている人が能動的にキーを押して位置情報を送信すれば話は簡単だが、そう頻繁に携帯のキーを押しまくるわけにもいかない状況。できれば携帯が自動的に送信するようにしたい。

すぐに思いつくのは携帯電話側にアプリを仕込むことだが、BREW環境になってしまった今ではそれも簡単にはいかない。ふと、アプリではなく単なる内蔵ブラウザが勝手に位置を送り続ければ良いのでは、と思いついた。htmlだとリフレッシュが効かないので無理だが、hdmlで書けばリフレッシュ可能。できそうじゃん、と試したらアッサリできた。
WINなら、パケット代も定額。プアマンズGPSレシーバのできあがり。あとは地図上に表示するようにして、Flashか何かでブラウズできるようにすればいい。

仮想シリアルポートとTCP/IPをつなぐユーティリティーを使えばGPSレシーバのふりをして地図ソフト上に表示することもできそうだが、ちょっと試してみたが安定して動かすことができず、準備時間が限られていることもあり地図ソフトの使用は今回は断念した。

そもそもなんの相談だったかというと、石川初さんのこのお仕事(というか趣味というか)に関するものなのでした。