2008年05月29日
root権限でFinderを起動
検索してみると意外に見つけにくい情報のようなので、メモ。
root権限でFinderを起動する方法。
管理者アカウント(システム環境設定の「アカウント」で「管理者」と表示されているアカウント)でログインしてターミナルを開いて、
sudo /System/Library/CoreServices/Finder.app/Contents/MacOS/Finder
これだけ。終了する時は同じターミナルでCtrl+C。
すでにFinderが起動していてもちゃんとroot権限のFinderが立ち上がる。でも警告が出る。TinkerToolで「Finder メニューに "終了" 項目を追加する」にチェックを入れておけばFinderを終了できるので、これで一旦終了してから上記のsudo…以下を実行すれば警告も出ずに実行できる。
でも、Finderはユーザが明示していない動作を見えない形でいろいろ行っているかもしれない。それもroot権限で行われることになる。例えばFinderでフォルダを開いたり閉じたりすると、.DS_Storeという不可視ファイルを作ったり書き換えたりするけど、これをroot権限でやられると、あとで通常のFinderでおかしなことになってハマったりするかもしれない。その手のリスクが他にも、ないかもしれないけど、あるかもしれない。
っていうかこんな操作が必要になるのは、通常使用のアカウントでFinderが立ち上がらなくなったので別アカウントでログインして通常アカウントのほうのFinderの設定ファイル(~/Library/Preferences/com.apple.finder.plist かな?)を捨てて再チャレンジしてみたいんだけど、ターミナルでそれを探すのは面倒っていうかよくわかりません、というときくらいだろう。こんなときにFinderの設定ファイル捨てたくらいで直る感じもないし、結局タイムマシンにおねがいするほうがいいと思った。
Posted by jiro at 2008年05月29日 03:34 | トラックバック (0)