2006年09月25日

iTunesのアートワークをまとめてダウンロード part 2

こんなことを言っていたが、結局CoverFlowはAppleに買われた。もともとTechnology previewで長く引っ張っていたり、環境設定などのアプリケーションとしての体裁を整えることにあまり熱心ではなさそうで、これはどこかに買ってほしいんだろうなあという感じだった。となると、ある日突然手に入らなくなるかもしれないので、バージョンアップがあるたびにCoverFlowはダウンロードしておいた。
手元にある最新版はRC1.1。iTunes7より動きがはるかに気持ちいいし、なによりフルスクリーン表示がいい。
coverflow.icn.jpgcoverflow.jpg
そのうちFront Rowにもこのインターフェイスは採用されそうだけど。ていうかiPodにもぜひ。

ともあれ、「iTunesのアートワークを自動的にダウンロードしてまとめて登録」で書いたAppleScriptは、iTunes Music Store(現iTunes Store)からアートワークを抜いてくる部分が、その後のAppleの仕様変更により機能しなくなっていたが、iTunes7の公開を機にアートワークをゲットできる公式なインターフェイスをAppleが用意したので、わざわざ自力で抜いてくる必要はあまりないだろう。もう上記エントリーの時点で手持ちのライブラリにはほとんどアートワーク付けちゃったし。

…と思っていたのだが、

やはりAppleが提供している600x600pixelの画像は魅力的。CoverFlowをフルスクリーンで使うならなおのこと。用意されている画像の数も以前より増えているようだ。手持ちのアルバムのうち、どのアルバムアートが現在Appleから提供されているのかわかれば、そのアートワークを自分のライブラリから一旦削除してiTunesの「アルバムのアートワークを入手する」で取り直せるのだが、一個一個調べ直すのはちょっと。

というわけで、自動的に一気にダウンロードするiTunes7環境対応のスクリプトをもう一回書いた。AppleScriptでXMLを無理やりパースするのはもううんざりなので、手早くPerlで。
こんないいもの(printf.dk: iTunes 7: Fetching artwork for fun and profit)があるので、超簡単。なお、このi7AWF.pmには、OS Xの標準環境に加えて
LWP
XML::Simple
XML::Parser
あたりが必要。

iTunes7で「ライブラリを書き出し...」で書き出したライブラリ.xmlと同じ階層にi7AWF.pmを置き、さらにこのスクリプトを置いて実行。するとartworksというフォルダができて、その中にどしどしアートワークが落ちます。あとは前のスクリプトに手を加えるなりなんなりして、いかようにでも。

以上、無保証無責任。

参考およびコード拝借:O'Reilly Network -- Using Perl to Manage Plist Files, Part 2

Posted by jiro at 2006年09月25日 03:20 | トラックバック (0)
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