2003年10月11日

Postfixメモ

PostfixをOS Xにインストールして使っている。
Sendmailが面倒でもうイヤだから。
以下備忘録。

最初にインストールしたときは
http://www.stepwise.com/Articles/Workbench/eart.index.html
を参考にした。結構面倒。

その後postfix-1.1.12にアップデート。ちょっと苦労した覚えがあるけど、忘れた。
OS Xのソフトウェアアップデートで、Postfixで置き換えてあるSendmailが元に戻ってしまうことがよくある。Sendmailは頻繁にセキュリティホールが見つかってはアップデートされているから。
なのでソフトウェアアップデート後は必ずPostfixが動いているかどうか確認する。/var/log/mail.logを見るのが手っ取り早い。

Postfixは滅多に穴が見つからないから大丈夫でしょ、と安心していたら、めずらしく欠陥が見つかっていたので、あわててアップデート。この際だから2.0.16にしてしまおうとするが、なんだかmakeがうまくいかない。いろいろ検索しても、OS Xで普通にmakeできているような情報ばかり。
1.1.12のMakefileを見てみると、2.0.16で普通にmakeして出来たMakefileとはオプションが違う。具体的には
AUXLIBS="-L/usr/local/lib -ldb -lpcre" CCARGS="-I/usr/local/include -DHAS_PCRE"
ってのが入っている。最初にインストールの参考にした前記Stepwiseの記事もそうなっている。なので2.0.16でも
% make makefiles AUXLIBS="-L/usr/local/lib -ldb -lpcre" CCARGS="-I/usr/local/include -DHAS_PCRE"
とやってみたらすんなり成功。素の10.2ならオプションなしでmakeできるのかなぁ。そして
% sudo make upgrade
で設定などはそのまま引き継がれ、アップデートされる。が、Virtual Hostの設定方法が変わったので、以前の設定はデフォルトでは無視されてしまう。ので、
virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual
と指定しなおし。設定そのものはそのままでOK。
2.0.16にしたら、/etc/hostconfigで
HOSTNAME=-AUTOMATIC-
にしているとnewaliasesがエラーになってうまくいかない、という問題がなくなっていた。

10.2.8のソフトウェアアップデートで、またしてもPostfixのsendmailがSensmailのsendmail(?)に置き換えられてしまった。
% sudo make upgrade
とするだけで、置き換えられたものだけ元に戻してくれる。設定ファイルなどはそのまま。

Posted by jiro at 2003年10月11日 04:08 | トラックバック (0)
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