2004年10月02日
携帯電話でWebブラウズ
いまどき、大抵の携帯電話がWebブラウズ機能を持っているが、かなり使い勝手が悪い。
htmlのサイズがたかだか数キロバイトを超えただけで表示不可能になる。画像ファイルも大きなものは全然ダメ。
携帯用に縮小して中継してくれるキャリアもあるが、1ページに複数の画像があるとすぐにギブアップ。そして遅い。
フレームが切ってあるページに至ってはもう完全にお手上げ。事実上携帯用に作成されているページしか見られないに等しい。最近H"などに搭載されているいわゆるフルブラウザも、大きなデータは結局「メモリ不足」で表示できないようだ。
PCから普通にブラウザで見られるものが、携帯からだと全然ダメ。携帯が膨大な情報源から切り離され、プロプライエタリかつショボい有料コンテンツだけの小さな世界に閉じこめられた状況がもうずっと続いている。
Googleには携帯向けの検索画面とそこからリンクされるコンテンツ変換サーバがあるので、検索画面を経由する限りネット上のどのページでも見ることが出来る。これを使えば上記の狭い世界から外へと踏み出せる。しかし、検索結果の件数は少なく要約もほんのちょっとしか表示されないし、変換されたリンク先のページでは画像が表示されない。1ページあたりのテキスト量も一昔前の携帯電話のレベルに抑えられているので、目的の情報を得ようとすると何度もページ送りをするハメになることが多い。狭い世界から外へ出ることはできるが、かなりの足枷つきという感じ。
なので、町を歩きながら気になったものをその場で調べようとすると、かなりもどかしい思いをすることになる。普通にGoogleで検索結果の一覧をざっと見て、必要であればそれぞれのページに飛んで内容を読む。さらに必要であれば画像も見る。たったこれだけのことが、できない。携帯電話の限定されたインターフェイスを使う以上、あまり多くを望んでもバランスが悪いとは思うが、せめて好きなように外を歩き回るくらいはできないものか。
そこで、
・携帯電話のブラウザにとってあまり意味のないタグなどを削除し、htmlをダイエット
・それでもあふれる分はページ分割表示




・画像はリンクとして表示、クリックすると携帯電話に合せて縮小表示、任意の領域を拡大表示可能
という動作を行うProxyサーバのフィルタを作った。
これでほとんどのページが閲覧可能になった。
Googleも携帯用のそれではなく一般のブラウザと同じ情報量の結果表示が可能。
ただし、情報伝達をレイアウトに依存しているようなページ、フルFlashでテキストページが用意されていないものなど、アクセシブルでないページはどうしようもない。
また、入力フォームはうまく動けばラッキー、くらいのものになっている。ページ分割が<form></form>タグの内側で行われた場合はフォーム自体動作しないし、フィルタで文字コードを変換しているため、受け側のCGIの作りが雑だと送信したテキストが思いきり文字化けすることになる。
このシステム、個人的にもう数年間使っているが、上記の制限を受け入れている限り、特に困るようなこともない。しかし、どこでも携帯を見つめて検索しまくってしまうので、周囲にウンザリされるという欠点はある。
これ、需要はありますかね?
Webカメラ
先日終了したCET04ことセントラルイースト東京2004。
期間中、インフォメーションセンターの二ケ所にWebカメラを設置した。事務局のコアでもあるREN-BASE UK01と、期間限定バーを兼ねていたUntitled。

それほど長い期間ではないので、全画像を記録してしまうことにして、それらをブラウズするシステムも同時に作成。基本的にRENは30秒、Untitledは15秒間隔で画像を取得している。(RENでカメラを接続していたマシンは専用ではなかったため、ときどきWebcamソフトが落ち、画像がフリーズしている)
ただの静止画のWebカメラなのだが、過去にさかのぼれるだけで相当おもしろくなる。

REN-BASE UK01
シンポジウムなどが頻繁に行われていたので、その前後で大幅にレイアウトが変わる様子や、深夜にわたるスタッフたちの動きが記録されている。

UNTITLED BAR
こちらも多くの人が入れ替わり立ち替わり現れては去っていく様子がわかる。時には2時3時まで飲む人たちの姿も。そしてこちらにも世間一般から見ると少し異常な時間に日常的に働く人の姿が写っている。
CETに関わった多くの皆さん、本当にお疲れさまでした。
ところで、期間中カメラとそのシステムのことをずっと気にかけていたら、その気がかりが勢い余って(?)、自宅で寝ているときに夢うつつで自室にもカメラが設置してあるような錯覚に襲われてしまい、寝相を気にしたりして非常に寝苦しかった(笑)。