2003年08月14日
Urban Landscape Search Engine


ここしばらく、このワークショップのグループの一つと作業していた。作っていたのはこれ。
展示パネルのテキストより
Urban Landscape Search Engine
都市の認識を検索する
都市の認識(=ランドスケープ)を形成するツールとしての検索エンジンをデザインする
ランドスケープデザインとは何か?という問いに対する回答の一つとして、ランドスケープ
とは都市の見え方をデザインする手段であるということが言えるのではないだろうか。
ランドスケープデザインのキーワードの一つである「風景」とは、人間が物理的な空間をどう認識するかということであり、ランドスケープデザイナーは、その認識の発端となる物理的な空間をどのようにコントロールするかに活動の力点を置いてきた。
しかし、都市の認識は物理的な空間の存在だけでは成立しない。空間とそれを認識する人間の視点がセットになって初めて成立するのである。
本グループはランドスケープデザインの可能性の一つとしてこの「認識」に着目し、物理的な空間をそのままに認識だけをデザインするツールとして、都市の検索エンジンを提案する。
この検索エンジンは、都市生活者からのアクティビティの情報をデータベースに蓄積したものをユーザが検索することで、都市の認識が形成されるシステムである。
本システムでは、GPS機能を持つカメラ付き携帯電話を持つユーザが、都市生活者として都市を回遊する中で撮影した位置情報付きの画像とそれに対するコメントが、アクティビティの記録としてデータベースに蓄積される。蓄積されたデータはキーワードや時間等で検索することができ、検索結果に応じた地図のアウトプットが逐次描画される。
本システムによって、アクティビティの記録とそれらをフィルタリングする検索という行為が
交差するところに新しい都市の認識が形成されていくだろう。
(岩嵜博論 浜崎一伸 元永二朗 山根高志 吉澤眞太郎)